誰にでも起こる相続問題

先日、某都市銀行さんからの声掛りで、銀行さん主催の相続セミナーに参加してまいりました。仕事柄、顧客の方々からの御相談を頂くことも多いので、何かの参考になるかと思い、勉強がてらという気持ちでした。

セミナーと言っても、堅苦しいものではなく、ラジオのパーソナリティの方の体験談を聞きながら、20名ほどの小規模な集まりでした。場所もイタリアンレストランで、お話の後はランチを摂りながら和やかに歓談という感じでした。

高齢化がますます進み相続税は上昇傾向の気配の中、これからの相続は一部の人だけの問題ではなく、誰にとっても身近な事柄の一つだと言えるのではないでしょうか。
しかしながら、実際に起こってから慌てないようにするには、「備えあれば・・」の喩えのごとく「憂い」を無くす為にも事前対策は必要かと思います。

また、資産相続の問題は不動産に関係することが、多々あります。現金だと1000万は一千万の価値ですが、不動産の場合はそう単純に事が運びません。今現在、幾ら位の価値があるのか?換金性はどうか?税務上の評価はどうなっているのか?保有し続けるべきか、売却すべきか等等・・。

いずれにしても年に一度くらいは資産の総点検をして、次第によってはプロのアドバイスも参考にしながら、「今」を知ることも良い事ではないでしょうか。